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Photographer: Tomohiro Ohsumi/

TOPIX1600回復、米中協議期待や出遅れ評価-金融など全業種上げ

更新日時
  • 米中通商協議は主要な点で原則コンセンサスに達したと中国中央TV
  • 米消費者マインド指数持ち直し、TOPIXは半値戻し焦点との声
Employees work on the trading floor of the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, on Monday, Dec. 24, 2013. Asian stocks rose, with Japan's Nikkei 225 Stock Average topping 16,000 for the first time since 2007, amid optimism U.S. economic growth is accelerating.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/

18日の東京株式相場は大幅に反発し、TOPIXは約2カ月ぶりに1600ポイントを回復した。米国と中国の通商協議進展期待や米景気の堅調、日本株の出遅れ評価から電機など輸出、銀行など金融中心に東証33業種は全て高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比24.67ポイント(1.6%)高の1601.96、終値ベースで昨年12月13日以来の1600台乗せ
  • 日経平均株価は同381円22銭(1.8%)高の2万1281円85銭

  米中通商協議は閣僚級交渉が終了した時点で、主要な問題について米国と原則的なコンセンサスに達したと、中国中央テレビ局が報じた。トランプ米大統領は16日、先週の協議は「非常に生産的だった」と述べた。両国は今週米国で協議を再開する。きょうの中国上海総合指数は2%超上昇。

  東洋証券の檜和田浩昭投資調査部長は「米中通商交渉は水面下で妥協点を探っている。3月1日の期限に米国が中国製品への関税を引き上げる最悪の事態が避けられるなら相場にプラス」だと述べた。日本株は昨年11月の高値水準に接近する米国株に対して出遅れているとし、「海外投資家のグローバル投資配分見直しから資金が向かっている」と言う。

  2月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は95.5と、市場予想以上に改善した。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米中協議への悲観から昨年12月の小売売上高は低調だったが、雇用が堅調な中で協議が進展し消費者心理も改善が続いている」と評価する。

  銀行株が指数を押し上げた。東洋証の檜和田氏は「全体相場の上昇を受け、出遅れ修正やショートカバーで買われた」と指摘する。TOPIXは1600台に乗せ、次の焦点は「10月高値から12月安値までの下げの半値戻し1623を上回れるかどうか。その近辺には100日移動平均線(1628.57)もあり、戻り売りが出やすい」と同氏は話していた。

2カ月ぶり1600回復
  • 東証33業種の上昇率上位は、石油・石炭製品やゴム製品、鉱業、証券・商品先物取引、非鉄金属、小売、銀行
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