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【米国株】S&P500が10週ぶり高値、原油は年初来高値

A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

15日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は10週ぶり高値を付けた。世界経済への懸念が根強いものの、米消費者マインドの改善や米中通商協議の進展を好感して買いが膨らんだ。国債利回りは上昇。

  • 米国株は上昇、消費者マインドの改善や米中通商協議の進展で
  • 米国債は小幅安、10年債利回り2.66%
  • NY原油は4日続伸、サウジが一部油田で減産
  • NY金は上昇、ドル下落で-米製造業生産が予想外に縮小

  S&P500種はこの日の高値圏で終了、全てのセクターが上げた。米中が「主要な点について原則コンセンサスに達した」との報道が手掛かり。同指数は週間で3週連続の上げ。2月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は、2年ぶり低水準だった前月から市場予想を上回る持ち直しを示し、前日に発表された小売売上高の不振は実情に合わないとの見方が強まった。

  S&P500種株価指数は前日比1.1%高の2775.60。ダウ工業株30種平均は443.86ドル(1.7%)上昇の25883.25ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時39分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.66%。

  ニューヨーク原油先物相場は4日続伸。米中の貿易摩擦が解消の兆しを見せる中、サウジアラビアが同国最大のオフショア油田の生産を縮小したため買いが膨らみ、年初来高値を付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は1.18ドル(2.2%)高の1バレル=55.59ドル。週間では5.4%上昇した。ロンドンICEの北海ブレント4月限は前日比1.68ドル上げて66.25ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。米製造業生産の予想外の縮小など経済への向かい風を背景にドルが下落したため、買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.6%高の1322.10ドルで終了。

  貿易問題が引き続き市場の主な材料になっている。米国の対中関税引き上げを回避するための期限である3月1日が近づく中で、米中両国は合意を急いでいる。トランプ大統領はホワイトハウスで、中国との合意に「かなり近づいている」と発言しながらも、関税引き上げの期限延長の可能性もあるとの考えを示した。

  ロバート・W・ベアードの株式セールストレーダー、マイケル・アントネリ氏は「米中通商協議に対して、市場は建設的との見方を強めた」と指摘。「市場は昨年の失速を終わった話だと考え、前を向き始めている」と述べた。

The S&P 500 hit a 10-week high Friday, sustaining the index's 2019 rally

  トランプ大統領が壁建設の資金を確保するため国家非常事態宣言に署名すると表明し、実際に署名したが、相場の反応は鈍かった。

  18日はプレジデンツデーで米国の株式・債券市場は休場となる。

原題:U.S. Stocks End Week Higher Boosted by Trade Talk: Markets Wrap(抜粋)
Oil Reaches 2019 High as Saudis Curb Output, Trade Tensions Ease
PRECIOUS: Gold Gains, USD Slumps Amid Economic Outlook Concerns

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