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米ディア:11-1月期は売上高と利益が予想下回る-貿易摩擦が影響

世界的な貿易摩擦で苦しい状況にある米国の農家は支出を削減しており、その影響は米ディアのトラクターやコンバインにも及んでいる。

  農業機械メーカー最大手のディアが15日発表した2018年11月-19年1月(第1四半期)決算では、売上高と利益がアナリスト予想を下回った。サミュエル・アレン最高経営責任者(CEO)は、関税や中国などとの貿易摩擦の悪影響を受けている農家が不安を抱いているためだと説明。このほか鉄鋼など原材料のコスト上昇も打撃となっている。

  アレンCEOは発表資料で、貿易問題が「市場のセンチメントの重しとなり、農家は大規模な購入に慎重になっている」と指摘。ディアは「一部主要市場では環境が不安定」としつつ、通期予想は据え置いた。

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サミュエル・アレンCEO

撮影:Paul Morigi /ゲッティイメージズ

  米国ではこのところ、農業地帯の低迷深刻化を示唆するデータがいくつか示されている。米農務省は14日、大豆輸出について、貿易摩擦前の水準を下回る状態が2026-27年シーズンまで続くと予想。また1月初めの1週間における大豆売上高は過去最悪だった。

原題:Deere’s CEO Calls Out Tariffs and Trade as Profit Disappoints(抜粋)

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