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米国、国営ベネズエラ石油への追加制裁検討-マドゥロ氏に圧力

更新日時
  • トランプ政権、PDVSAの米子会社シトゴの破産申請に備える
  • シトゴは戦略的選択肢の検討で米国の法律事務所と契約

トランプ政権はベネズエラのマドゥロ大統領への圧力を強める次の措置として、外国企業による国営ベネズエラ石油(PDVSA)との取引禁止を検討している。

  米下院外交委員会のマッコール筆頭理事や政権から説明を受けた関係者1人によると、米政府はPDVSAの米子会社シトゴ・ペトロリアムの連邦破産法申請にも備えている。

  ブルームバーグ・ニュースの先月の報道によると、シトゴは破産申請の可能性を含めて戦略的選択肢を検討するため既に米国の法律事務所を雇ったが、米当局者は1月31日に記者団に対し、同社がベネズエラで最も重要な資産の1つであるためトランプ政権は同社の存続を求めていると語っていた。

  マドゥロ政権が崩壊すれば、シトゴの破産申請は回避される可能性があり、米国によるベネズエラ制裁は緩和され得る。マドゥロ大統領は野党指導者グアイド国会議長から昨年の大統領選挙結果に異議を唱えられており、米国など複数の国がグアイド氏を暫定大統領として承認している。

  マッコール氏や事情に詳しい関係者2人によると、米政府はベネズエラの政権交代に備えて同国経済の再生を支援する複数の選択肢を検討している。トランプ政権はベネズエラから金や投資マネーが流出する事態を懸念しており、「マドゥロ政権崩壊時にグアイド大統領の下に資産が確実に残る」ようにする必要があるとの考えだという。

  ホワイトハウスと国務省、財務省に取材を試みたが現時点でコメントは得られていない。

  
原題:U.S. Weighs New PDVSA Sanctions as Next Step Against Maduro (1)(抜粋)

(マッコール氏の発言などを追加して更新します.)
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