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ゴールドマン:S&P500種の反騰は失速へ、3-6カ月は横ばいか

  • 安定成長や米金融当局のハト派姿勢は市場に織り込み済み
  • 相場の上値は当面重い、個別銘柄の選別に集中を-ストラテジスト

ゴールドマン・サックスは米株式相場について、昨年の下げからの回復ペースが少なくとも過去70年で最速となっていることから、ラリーが今後失速すると警戒している。

  指標のS&P500種株価指数は昨年12月24日の安値から17%上昇した。ゴールドマンのデータによると、同指数は第2次世界大戦以降で約20%下落後に反発した過去10回のケースを上回る急ピッチな回復を見せている。過去のデータを参考にすれば、同指数は向こう3カ月から半年間は横ばいが続く可能性が高いとゴールドマンは警告した。

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  経済活動と金融市場のパフォーマンスを追跡する同社のモデルからは、10-12月(第4四半期)に投資家を悩ませたリセッション(景気後退)や米金融引き締めへの懸念が後退したことが示唆されている。その代わりに、安定成長や中央銀行のハト派姿勢への信頼感が広がっているため、予想外の好材料が生じる余地はほとんど残されていないと、ライアン・ハモンド、デービッド・コスティン両氏ら同社ストラテジストは分析。当面は相場の上値が重いため、投資家は個別銘柄での勝ち組と負け組の見極めに重点を移すべきだと付け加えた。

  同ストラテジストらは12日の顧客向けリポートで、「S&P500種のリターンは目先はさらに控えめになるだろう」と予想。 「株式のリターンは一段とミクロの材料に動かされる。投資家には相対的な価値や個別の投資機会に注目することを推奨する」と記した。

  ゴールドマンは同指数の年末目標を現行水準より13%高い3100ポイントに設定。銘柄選択の機会が最も多い産業としては、一般消費財と通信サービス、ヘルスケアを挙げた。

原題:Goldman Sachs Says S&P 500’s Epic Bounce Is Set to Peter Out(抜粋)

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