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英中銀、合意なきEU離脱なら金融緩和が適切な公算-ブリハ委員

イングランド銀行金融政策委員会(MPC)のブリハ委員は、英国が合意なしに欧州連合(EU)を離脱する場合に必要となるのは、金融引き締めよりも緩和の公算が大きいとの認識を示した。

Bank Of England (BOE) Policy Maker Gertjan Vlieghe Delivers A Speech

イングランド銀行MPCのフリーヘ委員

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  合意なきEU離脱に至る場合の金融政策の対応について、イングランド銀行MPCメンバーがこれほど明確に示唆したのは初めて。ブリハ委員は14日ロンドンで行った講演で、「合意なき離脱のシナリオをたどる場合、金融政策は緩和ないし長期の現状維持が引き締めよりも適切な対応となる公算が大きい」と発言。「インフレ期待の動向や、家計と企業の混乱への対応ぶりなどをリアルタイムで判断していく必要がある」と続けた。

  英国が合意を確保するとしても、経済の低迷で今後数年間に必要となる利上げペースは従来の想定よりも遅くなると述べた。ブリハ委員自身はこれまで、1年に「1回か2回」の利上げが必要になるとの見通しを示していたが、1回に修正。景気はここ数週間にいっそう減速の兆しを見せていることから、この見通しすら下振れのリスクがあるとし、「次回の利上げを検討する前に、経済成長の安定とインフレ圧力上昇の証拠を確認するため恐らく様子を見るだろう」と語った。

原題:Vlieghe Says Loose BOE Policy More Appropriate in No Deal Brexit(抜粋)

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