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仏ルノー:19年の増収見通し、英国が合意なきEU離脱なら達成厳しい

更新日時
  • 欧州自動車市場の安定、英国の秩序立ったEU離脱が条件-ルノー
  • この先一年は「控えめな成長となるだろう」ーボロレCEO

仏自動車ルノーは2019年の増収を見込むものの、英国が合意なき欧州連合(EU)離脱に至った場合は欧州全体に影響が及ぶ可能性があるとし、業績予想の達成は英国が合意を得てEUを離脱することが条件になると言明した。同社は昨年の世界販売台数の半分を欧州で売り上げた。

  ルノーは今年の欧州自動車市場が安定して推移するかどうかは、英国が秩序立ってEUを離脱できるかどうかに左右されると指摘、それが実現すれば予想通りの増収を達成できるとの見方を示した。同社はまた、今年の営業利益率の目標を6%前後に引き下げた。18年に比べて低下することになる。

  ティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で、この先一年は「控えめな成長となるだろう」と述べ、固定費を年5%削減し、車両開発サイクルを3年に短縮する新たなコスト削減策の概要を明らかにした。

  元会長のカルロス・ゴーン被告を巡る問題で20年続くルノーと日産のアライアンスに亀裂が入り、厳しいビジネス環境がアライアンスにさらに圧力をかけている。ルノーの新会長に就任したジャンドミニク・スナール氏は週内にも来日し、アライアンスにおける立場の強化を望む日産との関係修復を図る見通しだ。

通期実績
2018年2017年
売上高574.2億ユーロ587.7億ユーロ
営業利益36.1億ユーロ38.5億ユーロ
営業利益率6.3%6.6%

原題:Renault Warns Hard Brexit Would Kill Hopes for 2019 Growth (1)(抜粋)

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