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Photographer: Tomohiro Ohsumi/

TOPIXは小幅続伸、米中通商協議の進展期待-過熱感が上値抑える

更新日時
  • 米国は対中国製品への関税引き上げの期限60日間延長を検討と関係者
  • 米中交渉の結果を見極めたいとのムード強まる-丸三証の服部氏
Employees work on the trading floor of the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, on Monday, Dec. 24, 2013. Asian stocks rose, with Japan's Nikkei 225 Stock Average topping 16,000 for the first time since 2007, amid optimism U.S. economic growth is accelerating.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/

14日の東京株式市場ではTOPIXが小幅に3日続伸。米中通商協議への期待が続く中で石油・石炭製品や鉄鋼など素材関連、建設や不動産など内需の一角が買われた。短期過熱感から上値を追う動きは限られ、銀行や電機は下落。株価指数は前日終値を挟んで推移した。

  • TOPIXの終値は前日比0.48ポイント(0.03%)高の1589.81
  • 日経平均株価は同4円77銭(0.02%)安の2万1139円71銭ー3日ぶり反落

  
  トランプ米政権は中国製品に対する関税引き上げの期限を従来の3月1日から60日間延長することを検討していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。米中貿易摩擦を巡っては、きょうから北京でライトハイザー通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官、中国の劉鶴副首相らが出席して閣僚級協議を開始。為替市場でドル・円相場は一時1ドル=111円13銭と、円が年初来安値を更新した。
米中貿易協議の記事はこちらをご覧ください

  アイザワ証券の清水三津雄日本株ストラテジストは、「米中交渉の進展期待が高まっている。米国の対中関税引き上げがなくなれば、中国や世界経済への影響が回避される」と話していた。

  株価指数は前日終値付近で開始し、終日方向感に欠ける動きだった。丸三証券の服部誠常務執行役員は、米中の貿易問題が「実際にどう決着するかを見極めたいとの雰囲気が出ている」とした上で、日経平均が心理的節目の2万1000円を超えてくると「年度末を前に地銀などがETFを売って利益を確定する動きが出やすくなる」と指摘した。

14日は小幅に3日続伸

  服部氏は一方で、戻り売りをこなして大きく下げることはなかったことから「相場全体のムードは明るくなっている」との見方も示した。

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