コンテンツにスキップする

ゴールドマン、小規模投資銀行の買収を昨年検討-大手重視路線を変更

  • ウィリアム・ブレア、ハリス・ウィリアムズの買収を検討した
  • 中堅企業へのサービス強化、追加収入50億ドルを目指す

ゴールドマン・サックス・グループは規模の小さい企業の取引をより多く扱うという、ゴールドマンらしからぬ路線をどれほど真剣に進むのだろうか。昨年は自社の買収相手にこうした中堅企業を検討する異例の状況に至った。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ゴールドマンは中堅企業相手の取引でシェアを拡大しようと、こうした企業を顧客とするブティック型投資銀行を買収する可能性を議論した。上層部の話し合いでは一時、シカゴに本社を置くウィリアム・ブレアとの提携が持ち上がった。非公開情報を理由に匿名を条件に話した関係者によれば、PNCファイナンシャル・サービシズ・グループの傘下にあるハリス・ウィリアムズを買収する可能性も浮上した。

  ウィリアム・ブレアとの協議は最終的に、昨年の早い時点で物別れに終わったという。ゴールドマンの担当者はコメントを控えた。ウィリアム・ブレア、ハリス・ウィリアムズの担当者からもコメントは得られていない。

  世界的な大手企業や投資家を相手にすることで知られているゴールドマンは、50億ドル(約5550億円)の追加収入を目指す計画の下、中堅企業を顧客としたサービス強化を検討している。約150年の社史のほとんどにおいて、最も実入りの良い案件を追求することを自負するエリート企業に、大きな社風の変化が起きている。

原題:Goldman Said to Have Mulled Buying a Boutique in Mid-Market Push(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE