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スペイン:2019年予算案を議会が否決、早期総選挙の見通し強まる

  • サンチェス首相に総選挙実施の圧力、「決断するのは首相」と財務相
  • 与党勢力は議会の4分の1満たず、首相に選択肢ほぼない可能性

スペイン議会は13日、与党・社会労働党の2019年予算案を否決した。サンチェス首相が早期総選挙に踏み切る可能性が大きく高まった。

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スペインのサンチェス首相(13日)

Photographer: Pierre-Philippe Marcou/AFP via Getty Images

  4730億ユーロ(約59兆1700億円)の予算案には、議員350人のうち191人が反対票を投じた。サンチェス政権は、これまで頼りにしてきたカタルーニャ独立派諸政党の支持取り付けに失敗した。モンテロ財務相は採決後に記者団に対し、「最後の日まで」政府は努力を続けると述べ、総選挙実施の決断はサンチェス首相にもっぱら委ねられていると言明した。

  サンチェス首相は採決直後に議会を後にし、首相執務室で終日過ごす予定だと、政府報道官が明らかにした。いまや与党勢力は議会の4分の1に満たず、首相に残された選択肢は総選挙実施以外にほとんどない可能性がある。政府報道官によると、首相は15日の閣議後に決断を下す見通し。

原題:Spanish Parliament Blocks Budget, Hastening New Elections (4)(抜粋)

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