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ジャカルタ新空港の検討進む-アジアの旅行需要取り込みで集客競争

  • スカルノ・ハッタ空港に近い場所か埋め立て地で建設される見込み
  • 韓国では仁川空港を拡張-北京の第2国際空港も年内オープン

インドネシア最大の空港運営会社はジャカルタ首都圏での新空港建設とスカルノ・ハッタ空港の設備拡充に向け巨額の投資を行うことを検討している。東南アジアの旅行需要急増を見据え、域内各都市の空港と集客を競う。 

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スカルノ・ハッタ空港の第3ターミナル(ジャカルタ郊外)

写真家:ベイ・イスモヨ/ AFP経由でゲッティイメージズ

  インドネシア全土で16の空港を運営する国営のアンカサプラ2は今年、約100兆ルピア(約7900億円)の投資を要する可能性がある新空港の実現可能性調査を終える。取締役社長のムハンマド・アワルディン氏が明らかにした。同社は既にジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港で新たなターミナルと滑走路の建設で大規模な投資を進めており、同空港の旅客数は10年以内に46%増え1億人を突破すると試算している。

Travel Boom

Jakarta's main airport may handle 100 million passengers annually in 10 years

Angkasa Pura II

  東南アジアでは人々の生活が豊かになるにつれ今後20年で旅行需要が倍増すると見込まれ、バンコククアラルンプールなど各都市が国際空港の機能・収容能力拡充を図っている。アワルディン氏はジャカルタ地域よりも人口が少ないロンドン周辺に少なくとも5つの空港があると指摘した上で、ジャカルタの新空港はインドネシアの「最高傑作になるだろう」と述べた。同氏によると、新空港はスカルノ・ハッタ空港に近い場所か、埋め立て地で建設される見込み。

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アンカサプラ2が運営するスルタン・イスカンダルムダ空港(バンダアチェ)

写真家:Adek Berry / AFP - ゲッティイメージズ

  韓国のソウル近郊では仁川空港の拡張に向け約4兆2000億ウォン(約4100億円)が投じられている。中国では約800億元(約1兆3100億円)をかけた北京の第2空港が年内にオープンする予定。マレーシア・エアポーツ・ホールディングスは昨年、クアラルンプール空港の能力を今後20年程度で倍増させる計画を発表した。

A Look Inside Beijing's New International Airport

北京で建設されている新国際空港(2018年7月)

写真家:Giulia Marchi / Bloomberg

原題:Travel Boom Drives Multi-Billion Indonesian Airports Expansion(抜粋)

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