コンテンツにスキップする

テスラ、中国への「モデル3」出荷急ぐ-米中貿易戦争の休戦期限控え

From
  • 米中の対立が再燃すればマスク氏は業界で最も危ない立場にある
  • テスラは他社にないリスクにさらされている-バーンスタイン

今月末までに米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)からの貨物を乗せた少なくとも3隻の船舶が中国の港に到着する予定だ。

  テスラは米中貿易戦争の休戦期限である3月1日を前に、できるだけ多くのセダン「モデル3」を中国行きの船舶に積み込んでいる。マスク氏は両国が再び関税を引き上げれば、中国でテスラの電気自動車の価格が上昇し、中国から米国の組立工場に送られる主要部品のコストが押し上げられると懸念している。

  トランプ大統領と習近平国家主席の対立が再燃すれば、他の自動車メーカーにも経費拡大のリスクはあるが、マスク氏は恐らく業界で最も危ない立場にある。大手グローバル企業のBMWやダイムラーは既存の中国工場で増産することで関税にある程度対応できるが、テスラの中国生産拠点は先月時点ではまだ荒れ地のような状態だった。同社は早くても2019年末まで中国で自動車組み立てを始めない見通しだ。

  サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ロビン・チュー氏は、テスラが「他社にないリスクにさらされている」と指摘した。

relates to テスラ、中国への「モデル3」出荷急ぐ-米中貿易戦争の休戦期限控え

出荷に向け積載を待つテスラ車(サンフランシスコの「ピア80」、2月7日)

写真家:David Paul Morris /ブルームバーグ

原題:Tesla Rushes Model 3s to China Before Trade-War Truce Expires(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE