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米カリフォルニア州、高速鉄道の全線開通断念-コスト増で計画縮小

  • ニューソム知事は一部区間を完成させる方針を示した
  • 時間とコストが掛かり過ぎるほか、監督と透明性も不十分と指摘

米カリフォルニア州のニューソム知事は12日、ロサンゼルスとサンフランシスコ間の高速鉄道建設計画について、当初の目標から区間を大幅に縮小し、一部区間だけを完成させる方針を示した。

  ニューソム知事は議会での施政方針演説で、州中部にある農業地帯のセントラルバレーに既に建設中の約120マイル(約193キロ)の区間を完成させると表明。全線開通につながるわけではないと述べた。その後トーンを弱め、高速鉄道を州にとって「現実のものにする」とツイートした。

Senator Kamala Harris Rallies With Lieutenant Governor Gavin Newsom Ahead Of The California Primary

カリフォルニア州のニューソム知事

写真家:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  プロジェクトには州・連邦議会の共和党が反対し、コスト超過と建設遅延、地主や納税者グループによる訴訟に直面していた。ニューソム知事は演説でプロジェクトについて、「現行の計画通りなら、時間とコストが掛かり過ぎる。監督が行き届かず、透明性も十分でない」と指摘した。

  カリフォルニア州高速鉄道局(CHSRA)は、プロジェクトの総工費を770億ドル(約8兆5000億円)と見積もっていた。

原題:California’s Newsom Scales Back Plans for High-Speed Rail Line(抜粋)

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