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債券は上昇、好需給観測で中長期ゾーンに買い-超長期も持ち直す

更新日時

債券相場は中長期ゾーンを中心に上昇。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れの金額を据え置き、オペ結果も波乱がなかったことから買い安心感が広がった。12日のオペ減額の余波で軟調に推移していた超長期ゾーンも横ばい圏まで戻した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比12銭高の152円79銭。変わらずの152円67銭で取引を開始し、直後からじり高となり、一時は152円84銭まで上昇
  • 新発10年物353回債利回りはマイナス0.015%と、日本相互証券が公表した前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発5年物138回債利回りは1bp低いマイナス0.165%

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
  • 日銀が前日に短国買い入れオペを1回5000億円に増やしたことが短期債相場の支えとなり、中長期ゾーンまで強さが波及している
  • 米中の貿易交渉がどう進展するか、株高や米金利上昇、ドル高・円安がどの程度進むのかが目先の注目点だ
SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 中長期債が強く超長期が軟調だったのをみると、先物売り・超長期買いといったフラットナーが12日のオペ減額で巻き戻されたのではないか

国債買い入れオペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下、オファー額は前回と同じ4300億円
  • 応札倍率は3.10倍と前回から上昇
  • 野村証の中島氏
    • 国債買い入れオペは減額見送り予想がほとんどで結果も無難だった
  • 過去の国債買い切りオペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.165%-0.015%0.435%0.620%0.695%
前日比 横ばい-1.0bp-0.5bp 横ばい+0.5bp+0.5bp
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