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きょうの国内市況(2月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅高、米中摩擦緩和と米政府閉鎖の回避期待ー円安で輸出高い

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  東京株式相場は大幅に反発し、日経平均株価の上昇率はことし最大。先週末に広がった米中貿易協議への悲観的な見方が後退したほか、米政府機関の閉鎖回避に向けた動きを受けて投資家心理が改善した。為替相場の円安推移で機械や電機、自動車など輸出関連が上げを主導した。

  • TOPIXの終値は前営業日比33.20ポイント(2.2%)高の1572.60
  • 日経平均株価は同531円04銭(2.6%)高の2万0864円21銭、上昇率は昨年12月27日以来の大きさ

  みずほ証券の三野博且シニアストラテジストは「貿易問題で米中首脳が会談する可能性が伝わり、摩擦緩和期待が持ち直している」と話した。米中通商交渉は次官級会合に続いて週後半には閣僚級も予定されており、話し合いは順調とした上で「米国の対中関税引き上げの猶予も期待できる」とみる。

  • 東証1部33業種は機械、電機、輸送用機器など輸出関連のほか、医薬品や化学、保険が上昇率上位
  • 石油・石炭製品と不動産は下落

●債券下落、日銀の超長期オペ減額でフラット化修正-株高・円安も重し

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  債券相場は超長期債を中心に下落。日本銀行が実施した国債買い入れオペで超長期ゾーンを減額したことを受けて、急激に進んだ利回り曲線のフラット(平たん)化を修正する動きが強まった。国内株式相場の大幅高や外国為替市場で円安・ドル高が進んだことも相場の重しとなった。

  • 新発10年物353回債利回りはマイナス0.02%と、日本相互証券が公表した前週末午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)上昇
  • 新発20年物167回債利回りは1.5bp高い0.42%、新発30年物61回債は2bp高い0.60%、新発40年物11回債は2.5bp高い0.675%。前週末はいずれも2016年以来の低利回りを記録

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 超長期ゾーンのフラット化が大きく進んでいたところに、ドル・円が1ドル=110円を超えて、日本株も大きく買い戻されたことで減額しやすい市場環境になっていた
  • 今後も減額への警戒感が残り、ここから一気にフラット化を試す動きは少なくとも一時的には抑制されるだろう
  • 一方、英国の欧州連合(EU)離脱問題などがくすぶる中で、週内はリスクオフへの警戒が引き続き捨てきれず、売り一辺倒の動きも見込みにくい

●円全面安、米政府閉鎖回避や米中協議に期待ードル1カ月半ぶり高値

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  東京外国為替市場で円は主要通貨に対して全面安。米上下両院議員が国境警備予算を巡り原則合意し政府再閉鎖が回避されることや米中通商協議の進展に期待が高まりリスク選好の円売りが優勢となった。ドル・円相場は昨年12月28日以来の円安・ドル高水準を付けた。

  • 午後3時34分現在のドル・円相場は前日比0.2%高の110円55銭。朝方の110円35銭から水準を切り上げ、午後に一時110円65銭まで上昇
  • ユーロ・ドル相場は、横ばいの1ユーロ=1.1281ドル。前日に一時1.1267ドルと昨年11月28日以来のユーロ安・ドル高水準
  • ポンド・ドル相場は、0.1%高の1ポンド=1.2864ドル。前日に一時1.2845ドルと1月21日以来のポンド安・ドル高水準

三菱UFJ銀行経済調査室の栗原浩史チーフ米国エコノミスト(ニューヨーク在勤)

  • 今週は米国境の壁の予算交渉や米中通商協議で進展が示される可能性が高い。どちらも問題が悪化することにはならないと思うのでドル・円は円安方向に力が働く
  • 今週のポンド・ドルは横ばい圏を予想。過去数週間でかなり売られたので一段と下げることもない。英中銀や欧州委員会による景気見通しが好ましくなく市場は悲観に傾き過ぎ
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