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英バークレイズが自社株買いも、物言う株主の圧力に対応-アナリスト

  • エドワード・ブラムソン氏は投資銀行部門の縮小を強く求めている
  • 余剰資本の返還は「リターン向上に密接に関係」とグリーンウッド氏

英銀バークレイズは、自社株買い戻しの計画を発表する可能性がある。同行は投資銀行部門の業績を巡り、物言う株主エドワード・ブラムソン氏から圧力を受けている。

  バークレイズは21日に決算を発表する。これを控え複数のアナリストの間でバークレイズが株主還元を増やすとの見方が広がりつつある。ショア・キャピタルのゲーリー・グリーンウッド氏は、余剰資本を株主に返還するのは「リターン向上に密接に関係する戦略だ」と述べた。

  ジェフリーズのジョゼフ・ディッカーソン氏は「投資家は資本返還を巡る経営陣の意欲を聞けると期待すべきだ」と指摘。ドイツ銀行のデービッド・ロック氏によると、バークレイズは2020年配当の引き上げと5億ポンド(約710億円)相当の自社株買いを発表する余力がある。ただ、同氏はこれが直ちに発表されるとは考えていない。

  バークレイズがウェブサイトで先週公表したアナリスト予想をディッカーソン氏が引用したところでは、19年に4億5500万ポンド、20年に7億2000万ポンドの自社株買いが見込まれている。

  バークレイズ株約5.5%を保有するブラムソン氏は、保有を昨年明らかにし、株主資本利益率(ROE)が他の部門に比べて低い法人・投資銀行部門の縮小を強く求めている。ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は、投資銀行強化の戦略が業績回復につながると考えているが、アナリストは同部門の業績にあまり期待していない。

  「10-12月(第4四半期)の市場のボラティリティーが、相対的に良かった18年の輝きを失わせた可能性が高い」とグリーンウッド氏はみている。

原題:Barclays Might Use Buybacks to Mute Bramson Attack, Analysts Say(抜粋)

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