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メイ首相、12日議会で離脱交渉の最新報告-27日を新たな期限に設定も

  • 行き詰まりの打開に向け英離脱担当相とEU首席交渉官が会談
  • 「離脱案再交渉はないという立場ははっきりしている」とバルニエ氏

メイ英首相は12日の議会で、欧州連合(EU)との離脱交渉の進展状況について最新の報告を行い、14日に提出する政府案の概要を説明する予定だ。首相官邸が明らかにした。EU離脱後のアイルランド国境へのハードボーダー(物理的壁)設置回避を保証する「バックストップ」条項の再交渉に向け、首相はさらに時間を求めている。

U.K. Prime Minister Theresa May Seeks Escape From Brexit Backstop 'Trap'

メイ英首相

写真家:Jasper Juinen / Bloomberg

  EUと取りまとめた離脱合意案が英議会により大差で否決されてから4週間が経過する中で、下院で過半数の支持が得られる離脱案を引き続き模索するメイ首相は11日、政治的分裂を超えて複数の下院議員らと協議を重ねた。

  メイ首相は、離脱案の下院での修正審議・採決で1月29日に勝利し、EUとの再交渉に向けて議会の負託を受けた。だが、2月13日までに首相がEUから譲歩を確実に引き出せなければ、議会は翌14日に「プランB」の選択肢に関する採決を行うことになる。首相の計画に詳しい当局者の1人が匿名を条件に語ったところでは、再交渉後の修正案を27日までに議会に提示できない場合には、次にどうすべきか議会に新たな採決の機会を与えると首相は約束すると予想される。

  バークレイ英EU離脱担当相は行き詰まりの打開を目指し、離脱交渉を担当するEUのバルニエ首席交渉官と11日夜にブリュッセルで会談。EUの行政執行機関である欧州委員会によれば、英国以外のEU27カ国の要求を満たし、英議会の大多数の支持が得られる解決策を見いだす「緊急」の必要性について両者は話し合った。

  バルニエ氏は会談後記者団に対し、「離脱協定案の再交渉は行わないというわれわれの立場ははっきりしているが、今後数日の間に協議を継続する」と語った。

原題:May Seeks More Time for Brexit Talks as No-Deal Split Fears Grow
May Courts Corbyn as She Plays for Time to Get a Brexit Deal(抜粋)

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