コンテンツにスキップする

米テスラ、投資家らの注目は生産から需要へとシフト

  • テスラは欧州や中国での事業拡大の準備を整える
  • 欧州ではノルウェーやドイツなどで需要積み上がりが大きい-アイブス氏

米電気自動車(EV)メーカー、テスラの投資家にとって昨年の最大の関心事は同社が安定したペースで生産できるかどうかがだった。今年は誰がテスラ車を購入するかが焦点になるだろう。

  テスラが欧州や中国の事業拡大の準備を整える中で、投資家やアナリストらは今、同社の全ての市場におけるこれまでの需要動向に最も注目している。ウェドブッシュのダニエル・アイブス氏は11日の顧客向けリポートで「テスラのストーリーは今や生産から需要に移った」と指摘した上で、モデル3の需要積み上がりが大きい欧州の国としてノルウェーやオランダ、ドイツを挙げた。

Inside Automobility LA Ahead Of The Los Angeles Auto Show

テスラの「モデル3」

撮影:Dania Maxwell / Bloomberg

  アイブス氏は「投資家にとって大きな問題は欧州全域でのモデル3の需要動向になるだろう。この重要な地域での納車ペースと今後1年間の納車台数が10万台の大台にいかに短い期間で到達できるかを見極めることになろう」と分析。また「中国も需要のけん引役の1つで、ワイルドカードになる可能性もある」と付け加えた。

  さらに「2019年の収益性見通しや欧州のモデル3の需要動向はマスク最高経営責任者(CEO)やテスラにとっては勇気づけられるものに見えるが、欧州の物流、経費削減、米需要などを巡り明らかに難題がある」と指摘した。

原題:Tesla Faces Heavy Lift as Model 3 Enters Europe and China(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE