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米国株がもみ合い、米中貿易協議控えて薄商い

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Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

11日の米株式相場は薄商いの中でもみ合い。今週は米中通商協議が再開され、世界の通商情勢に影響する極めて重要な週となる可能性がある。ワシントンでは歳出法案を巡る与野党の攻防が続いている。

  • 米国株は薄商いの中でもみ合い-S&P500はプラス圏で終了
  • 米国債は下落-10年債利回り2.65%
  • NY原油は下落-米中貿易協議巡る不安から世界の成長懸念広がる
  • NY金は下落-ドル上昇で代替資産としての需要が後退

  S&P500種株価指数はプラス圏で終了。日中は上げ下げを繰り返す展開となった。通信サービス分野が軟調だった一方、鉄道株を中心に工業株は上昇した。ダウ工業株30種平均では、ユナイテッドヘルスやファイザー、メルクなどヘルスケア銘柄が安い。売買高は過去の平均を下回り、一部で投資家の様子見姿勢が続いたことが示唆された。

  S&P500種株価指数は前週末比0.1%高の2709.80。ダウ工業株30種平均は53.22ドル(0.2%)安の25053.11ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。米国債市場では10年債利回りがニューヨーク時間午後4時50分現在、2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.65%。

  アリアンツ・グローバル・インベスターズの米投資ストラテジスト、モナ・マハジャン氏は「予定されているイベントの中では、米中貿易問題にわれわれは最も注目している」と発言。「米中貿易は米国株だけでなく、中国の株式や経済にも影響している」と述べた。

  米中貿易協議や米国での歳出法案を巡る協議のほか、企業決算にも注目が集まる。今週は日産自動車やシスコシステムズ、エヌビディア、コカ・コーラ、クレディ・スイスなどが決算発表を予定している。

  ニューヨーク原油先物相場は下落。終値ベースで2週間ぶり安値となった。米中貿易協議が順調に進展していないとの不安から、世界経済の成長に対する懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は31セント(0.6%)安の1バレル=52.41ドルと、1月28日以来の安値。ロンドンICEの北海ブレント4月限は59セント下げて61.51ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。ドルが大きく上げたことで、代替資産としての金の需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前週末比0.5%安の1オンス=1311.90ドル。

原題:Stocks Start Week of Trade Talks on Muted Note: Markets Wrap(抜粋)
Oil Slips as Resumption of Trade Talks Offers Little Optimism
PRECIOUS: Gold Drops as Dollar Advances for Eighth Straight Day

(第4、5段落を追加し、更新します.)
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