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Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

EU離脱、銀行界も意見分裂-ノルウェー型に不安の英銀と支持の米銀

Pedestrians cross a footbridge towards the Canary Wharf business, financial and shopping district in London, U.K., on Thursday, June 5, 2018. The owners of a Canary Wharf skyscraper leased to Citigroup Inc. are seeking to refinance the 661 million-pound ($882 million) loan used to buy it five years ago, two people with knowledge of the plan said.
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

欧州連合(EU)離脱予定までわずか7週間となった英国で、意見が分裂しているのは政治家ばかりではない。大手銀行もそうだ。

  英国のEU離脱について英銀と米銀では見解が大きく異なり、英政府関係者との先週の会合で両者の衝突が明らかになったと、事情に詳しい複数の関係者が語った。

  金融・保険業界の8グループの代表が5日に英財務省のジョン・グレン経済担当政務官と会談した。2人の関係者によると、米銀は英国が離脱後もEUと可能な限り緊密な関係を維持するよう望んでいるが、英国の銀行や保険会社はEUが策定する新たな規則から恩恵を受けることにはならないと不安視している。

  英国がEU離脱後に、一部の政治家が唱えるノルウェーとEUのような関係に移行する場合、英国はEUの数多くの規則の下に置かれる。これにはEU市民の個人データ保護と域外への移転禁止を定めた一般データ保護規則なども含まれる。英国の政治家はEUの規則策定過程で発言権を失うが、英銀はあらゆる規則の変更に従うことが求められる。

  だが、英国がノルウェー同様の欧州経済領域(EEA)にとどまることについて、米銀の多くは不安を感じていないと関係者は述べた。米銀の多くはEUの規則をすでに受け入れているからだという。

  英財務省はコメントを控えた。

原題:British and U.S. Banks Said to Be Deeply Divided on Brexit Ties(抜粋)

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