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デーリーSF連銀総裁:バランスシート、政策ツールの定番になり得る

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は8日、米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートを緊急時に導入する最後の手段ではなく、所定の経済誘導手段の一つに位置づけるのは可能ではないだろうかと示唆した。

  デーリー総裁は危機後に導入された債券購入プログラム、いわゆる量的緩和について、「重要なのは、これを常に道具箱に用意しておくべきかという疑問だ」と述べた。「これを常に準備しておくべきか、あるいは実際にゼロ金利制約に直面し他に手段がなくなった時に初めて使うツールとすべきなのだろうか」と、サンフランシスコで記者団に問いかけた。

  同総裁はさらに、金融当局が金融政策の枠組みとその過程を今年見直す討議のなかで、この疑問が浮上していると指摘。「政策を実行する上で金利を第1の手段とし、バランスシートは第2の手段だが今よりも容易に使う政策運営は想像に難くない」とデーリー総裁は発言。「まだ決まっていないことだ」と続けた。

  現在進行中のバランスシート縮小について、完了を待たずに将来のある時点でペースを減速することを支持するかと問われ、デーリー総裁は「テーパリング」と呼ばれるこうした動きは政策正常化に関して続けられている討議において「重要な部分」だと述べるにとどめた。

原題:Balance Sheet Could Be in Fed’s Regular Toolkit, Daly Suggests(抜粋)

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