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米検察当局がタブロイド誌の発行元を調査、ベゾス氏記事巡り-関係者

米タブロイド誌ナショナル・エンクワイアラーが米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)の不倫を暴露する記事を掲載した件を巡り、連邦検察当局が調査を進めていると、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。同誌が先に検察と合意した協力の取引に違反した可能性がないかを調べているという。

  マンハッタン地区検察局は、ベゾス氏を巡る重要なやり取りに関する情報を得ている。ベゾス氏は7日夜、ナショナル・エンクワイアラーの発行元であるアメリカン・メディア(AMI)の弁護団からの書簡をブログに投稿。ベゾス氏は記事が政治的な動機に基づくものかどうか調査していたが、書簡では、AMIの弁護団はベゾス氏に対しその調査をやめるよう要求。さもなくば露出度の高い写真を掲載すると伝えた。ブログでベゾス氏は、AMIに脅迫されたと主張した。

  検察当局は現在、刑事犯罪の可能性を視野に調査を進めている。犯罪の証拠が見つかった場合、当局はその行為が、AMIが検察支援のために先に結んだ取引に違反したか否かを調べる必要がある。AMIは、トランプ大統領と関係を持ったと主張する女性らへの口止め料支払いを巡る刑事訴追を回避するため、取引の一環として犯罪行為に及ばないことで検察と合意していた。

  ベゾス氏とナショナル・エンクワイアラーとの件は、AMIだけでなく、同社のデービッド・ペッカー最高経営責任者(CEO)と関わりのあるトランプ大統領の側近にとっても厄介な問題となる可能性がある。ベゾス氏の投稿はペッカー氏とサウジ政府とのつながりに言及しており、さらなる情報が表面化することを示唆した。

  米紙ワシントン・ポストのオーナーでもあるベゾス氏は、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害に対する同紙の積極的な調査(カショギ氏はワシントン・ポストに記事を書いていた)、そして情報機関による判断にもかかわらずサウジ政府の責任を認めることに消極的なトランプ政権の姿勢について触れたとみられる。

  マンハッタン検察局の報道官、AMIの広報担当はともにコメントを控えた。

原題:Bezos’s Story Said to Spur U.S. Prosecutors’ Scrutiny of AMI (1)(抜粋)

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