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高級ブランドのグッチ、セーターの販売中止-黒人差別との批判受け

  • グッチは謝罪し、店舗から撤去-ダイバーシティー重視と説明
  • プラダやD&Gなど他の欧州ブランドも人種差別問題でつまずく

イタリアの高級ブランド、グッチは黒人をまねたブラックフェースを想起させる黒のタートルネックセーターの販売を中止した。人種差別に当たるとの批判に対応した。同社はフランスの高級品メーカー、ケリングの傘下にある。

  問題となったセーターは、顔の下半分を覆う高い襟を持ち、切り抜いた口の周りに大きな赤い唇をあしらったデザインで、890ドル(約9万8000円)で販売されていた。グッチは謝罪し、オンライン店舗と実店舗からこのアイテムを撤去したと発表。ツイッターに投稿した発表文で、「組織全体のダイバーシティー(多様性)を高め、今回の件を力強い教訓に変えるため全力で取り組んでいる」と説明した。  

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問題となったグッチのセーター

ソース:Twitter

  こうした問題でつまずいた欧州のファッションブランドは同社だけではない。昨年12月にはイタリアのプラダが猿を模した人形について、人種差別的なカリカチュアに類似しているとの批判を受け、展示・販売を取りやめると発表。ドルチェ&ガッバーナ(D&G)は中国で、同社のキャンペーン動画に対する反発から不買運動に見舞われた。

  スウェーデンのアパレルチェーン、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は今年に入り、南アフリカ共和国の一部店舗を一時閉鎖。「ジャングルで一番格好いい猿」と記したパーカーを黒人の少年モデルに着せた広告への批判が広がり、抗議活動が激化した。

原題:Gucci Pulls Sweater Slammed for Resembling Blackface Imagery(抜粋)

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