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豪NABの経営トップ2人が辞任、王立委の批判受け-株価下落

  • ソーバーン氏(53)は2月28日付でCEOを辞任
  • 8日の豪株式市場では、NABの株価は下落している

ナショナルオーストラリア銀行(NAB)のアンドルー・ソーバーン最高経営責責任者(CEO)とケン・ヘンリー会長は7日遅く、辞任を発表した。豪金融界の不祥事を調査した王立委員会が4日公表した最終報告書は一連の不祥事への対応でNABを両氏が率いていくことができるかどうかについて疑問を投げ掛けていた。

National Australia Bank CEO Delivers Testimony To Lawmakers

アンドルー・ソーバーン氏

撮影:Mark Graham / Bloomberg

  王立委の1年に及ぶ調査では、業界全般にわたる不正が発覚。故人へのサービス料請求や運用不振の商品をボーナス目標達成のために押し売りする事例のほか、NABについては、サービスが提供されていないにもかかわらず手数料を徴収し、当局への報告姿勢にも問題があったと指摘された。

  ソーバーン氏(53)は「過去の慣行と王立委の最終報告書における指摘」でNABが打撃を受け続けていることを認識していると表明し、2月28日付で辞任することを明らかにした。フィリップ・クロニカン氏がCEO代行に指名された。

  8日の豪株式市場では、NABの株価は下落している。一時は前日比1.2%安となった。

National Australia has underperformed peers under Thorburn's tenure

原題:Australia Bank Probe Claims Biggest Victim as NAB Chief Quits(抜粋)National Australia Bank Shares Fall After CEO Thorburn Departs (抜粋)

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