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ダラス連銀総裁:マイナス金利が米国で「実行可能」かどうか懐疑的

  • 米銀の健全性に打撃を及ぼす可能性-カプラン総裁
  • マイナス金利を見直す動きも、低金利が続く中

ダラス連銀のカプラン総裁はマイナス金利について、米国の銀行には悪影響をもたらす可能性があると指摘。景気低迷局面における緊急ツールとしての有用性には限界があるとの見方を示した。

  カプラン氏は7日、ダラスでのイベントで「それが実行可能な選択肢かどうか私は懐疑的だ」と述べた。総裁はサンフランシスコ連銀のエコノミストによる最近の調査研究を引用して質問に答えた。同研究では、マイナス金利が導入されていれば、「グレート・リセッション」(大不況)後の米景気回復のペースはもっと速かった可能性があるとの見解が示されている。

  「大きな懸念は金融システムへの影響、および金融仲介業者が実際に健全で機能できる能力への影響だ」とカプラン氏は述べた。

  マイナス金利をあらためて見直す動きは他の研究者からも出ている。マイナス金利は金融危機後に欧州と日本で導入されたが、米国では採用されなかった。

原題:Fed’s Kaplan Skeptical That Negative Rates Are ‘Viable’ in U.S.(抜粋)

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