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ドル建てLIBOR急低下、10年ぶり下げ幅-米当局の姿勢変化影響か

  • 3カ月物が4bp低下の2.697%、12月下旬以降では13bp低下
  • キャッシュレートに追随しようという動き-BMOキャピタル

世界で最も重要な指標金利の一つが、10年ぶりの下げ幅を記録した。

  3カ月物ドル建てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は7日に2.697%となった。前日比で4.063ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1日の下げ幅としては2009年5月以来の大きさだった。米金融当局が過去数週間にハト派寄りの姿勢に移行した様子が見られたために米短期債と関連証券のリプライシングがあり、それに追い付こうとする動きがLIBORで起きた可能性がある。

Three-month dollar Libor plunged on Thursday

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ジョン・ヒル氏は顧客向けリポートで、LIBORの変動は「概してキャッシュレートに追随しようという市場の動きを示している」としつつ、「想定されたよりも調整のスピードは速く、幅も大きい」と指摘した。

  3カ月物ドル建てLIBORは昨年12月20日に10年ぶり高水準の2.82375%を付けた。それ以降、米金融当局が政策正常化の取り組みで辛抱強くなるとの姿勢を示したことを受け、約13bp低下した。

原題:Dollar Libor Slumps Most in a Decade as Market Plays Catch Up(抜粋)

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