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Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

米国の対中貿易赤字、11月は縮小でも拡大トレンドは変わらず

  • 18年11月は前月比52億ドル減、1ー11月は376億ドル増
  • 対中関税をよそに米消費者や企業は中国製品の購入継続
A bird flies past the APL Danube container ship approaching the Port of Los Angeles in Los Angeles, California, U.S., on Wednesday, March 28, 2018. Long-only exchange-traded funds (ETFs) linked to broad baskets of energy, metals and agricultural products attracted $2.66 billion this quarter, Bloomberg Intelligence estimates show. While that's the largest quarterly inflow in data going back to 2005, the stream of money slowed in March as the U.S.-China trade row clouded the outlook for economic growth.
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

トランプ米大統領は5日の一般教書演説で対中貿易赤字の縮小を目指す考えを強調したが、堅調な景気が米国内で輸入需要を後押しするため赤字は今年も膨らみそうだ。

  米商務省が6日発表した2018年1-11月の対中貿易赤字は前年同期比で376億ドル(約4兆1300億円)、10.9%の増加。これにより、11月末時点の対中貿易赤字は3823億ドルと、中国の次に対米貿易黒字の大きいメキシコの5倍強となった。11月の対中貿易赤字は前月比で52億ドル縮小したものの、拡大トレンドは続いている。

  米中の関税合戦が両国の出荷時期と数量に影響を及ぼしており、今回の報告は貿易統計が月ごとに大きく変動し得ることを浮き彫りにした。対中貿易収支のデータは11月の貿易統計の一部として公表された。11月の米貿易赤字は5カ月ぶりの低水準に縮小した。

  今回のデータは中国製品に対する米国の関税措置をよそに米国の消費者や企業が中国製品の購入を継続していることを示唆しており、18年1-11月の輸入は前年同期比7%増加した。追加関税の脅威で企業が在庫積み増しを迫られたことも背景にある。
  

Even with latest narrowing, broader trend intact on increasing U.S. trade gap

原題:Big Drop in U.S.-China Trade Gap Fails to Alter Widening Trend(抜粋)

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