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利上げ、利下げのいずれも考えられるーイエレン前FRB議長

  • 現状は中国減速で12月まで利上げ見送った2016年当時と似ている
  • 今年の米経済、引き続き堅調と予想-賃金上昇で個人消費押し上げ
イエレン前FRB議長

イエレン前FRB議長

Bloomberg

イエレン前FRB議長

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前米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャネット・イエレン氏は6日、金融当局の次の動きが利上げ、利下げのいずれとなるかを巡り、当局は今後のデータに基づいて決定を下す必要があると述べた。

  また現状については、金融当局として当初年4回の政策金利引き上げを予想しながら、中国経済の成長鈍化の影響を考慮して12月まで利上げ実施を見送った2016年の状況と似ているとの認識を示した。イエレン氏は当時の議長だった。

  イエレン前議長はCNBCとのインタビューで、「米金融当局が再び利上げしなければならない可能性は考えられないわけではない」とする一方、利下げもあり得ると指摘。「世界経済が本格的な不調に陥り、その影響が米国に波及するか、金融情勢が一層引き締まって米景気が弱まれば、次の動きが利下げとなる可能性があるのは確かだ。両方の結果が考えられる」と話した。

  ただ、賃金上昇が個人消費需要を押し上げる形で、米経済は「堅調で力強い」と引き続き認識しており、昨年に達成したであろう3%水準は恐らく大きく下回るものの、2019年も「堅調な成長となる公算が最も大きいと予想している」とコメントした。

原題:Former Fed Chief Yellen Says Rates Could Next Move Up or Down(抜粋)

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