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IMF:イタリアの政府改革は不十分-成長率は1%割れが続くと予想

  • 当局の戦略は構造問題への対処に必要な包括的改革には至らず
  • 「経済が脆弱(ぜいじゃく)な状態にとどまるリスクがある」

国際通貨基金(IMF)は6日、イタリアの年次審査(4条協議)結果に関する報告書を公表し、同国の年間経済成長率が2023年まで1%未満にとどまると予想するとともに、政府の改革は不十分だとの見解を示した。

  1週間足らず前にはイタリア国家統計局(ISTAT)が昨年10-12月(第4四半期)にリセッション(景気後退)入りしたことを明らかにしている。

Slower Momentum

Italian growth is projected to stay below 1 percent through 2023

Source:  International Monetary Fund 

  IMFは報告書で、イタリア「当局の戦略は持続的な成長を阻んでいる長年の構造問題への対処に必要な包括的改革には不十分で、経済は脆弱(ぜいじゃく)な状態にとどまるリスクがある」と指摘した。

  これに対しイタリアのトリア財務相は同日夜に声明を発表し、IMF報告書は「イタリアと欧州の成長を支える必要性に加え、こうした目標に向けて政府が採用する政策が果たす役割を軽視している」と反論した。

  IMFは今後5年間の年間成長率は1%に届かず、最後の23年には0.6%成長になるとの見通しを示した。またイタリア経済は金融・ソブリン債危機から「緩やかに回復してきている」とも説明した。

原題:IMF Says Italy Falls Short on Reforms, Growth Below 1% Seen (2)(抜粋)

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