コンテンツにスキップする
Bloomberg

ヴァーレの鉱山ダム免許取り消し-業務正常化への道さらに険しく

  • 州当局がブルクツ鉱山での生産に必要なダムの運営免許取り消し
  • ヴァーレは5日に「不可抗力条項」の発動を宣言していた
Crushed iron ore is transported in railroad cars, left, next to a conveyer belt at Vale SA's Brucutu mine in Barao de Cocais, Brazil. Bloomberg
Bloomberg

ブラジル・ミナスジェライス州の環境規制当局(SEMAD)は5日、鉄鉱石最大手ヴァーレの主要な鉱山の一つであるブルクツ鉱山での生産に必要なダムの運営免許を取り消した。命令に署名した当局者が明らかにした。業務正常化への取り組みにさらなるハードルが加わり、ヴァーレの株価は下落した。

  ヴァーレは、同州での鉱山ダム決壊事故後に裁判所から安全性改善を命じられ、ブルクツ鉱山の一部操業停止を余儀なくされていた。これに伴い年間3000万トンの鉄鉱石生産が失われかねないとの見通しを示している。5日には一部の鉄鉱石供給契約について「不可抗力条項(フォースマジュール)」の発動を宣言した。

  ヴァーレは6日、ブルクツ鉱山の操業再開は裁判所命令の破棄とダム運営免許の回復が条件になると説明した。

  少なくとも150人が死亡した1月のダム決壊事故を受け、ヴァーレの事業には政府からより厳しい監視の目が向けられている。ダム運営免許の取り消しを受け、市場ではヴァーレの業務正常化への期待がしぼんだ。

  不可抗力条項を宣言する前にも、ヴァーレは一部鉱山ダム閉鎖で鉄鉱石の年間生産量が4000万トン減少するとの見通しを示していた。

Iron ore extended gains after Vale decalared force majeure on some contracts

原題:Vale Loses License at Dam That Caused Iron Ore Force Majeure (1);Vale’s Brucutu Mining Dam License Canceled by Minas Gerais(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE