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仏BNP:目標引き下げ、追加コスト削減へ-デリバティブで損失

更新日時
  • 投資銀行部門を中心に6億ユーロ相当の費用を追加で削減へ
  • 昨年第4四半期のトレーディング収入は40%減少

フランスの銀行BNPパリバは収入と利益率の見通しを下方修正した。トレーディング事業で昨年終盤に損失が出た。

  同行は6日、投資銀行部門を中心に6億ユーロ(約750億円)相当の費用を追加で削減する計画を明らかにした。2018年10-12月(第4四半期)のトレーディング収入は40%減少した。

  BNPは「年終盤の極端な市場の動き」と仕組み商品への需要の弱さ、指数デリバティブ(金融派生商品)ヘッジでの損失を理由に挙げた。S&P500種株価指数に連動するデリバティブ取引での損失が8000万ドル(約87億8000万円)に達したと、事情に詳しい関係者が1月に述べていた。

  通期では2年連続の減収となり、同行の強みであるデリバティブ業務での損失とともに、BNPを欧州の有力プレーヤーに育てるというジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)の野望を脅かしている。

  同行はまた、自己勘定取引部門のオペラ・トレーディング・キャピタルと米国の商品デリバティブ事業を閉鎖することを確認した。

  BNPは2020年の株主資本利益率(ROE)目標を9.5%とこれまでの10%から下方修正。16-20年の年平均増収率見通しは少なくとも1.5%と同2.5%から引き下げた。収入に対する費用の割合は64.5%を見込み、63%から引き上げた。18年配当は前年並みに据え置く。

  第4四半期の債券トレーディング収入は前年同期比15%減と、7四半期連続で減少した。株式トレーディング収入は70%減で、いずれもアナリスト予想を下回った。マーケット部門全体では2億2500万ユーロの赤字。

  第4四半期の純利益は前年同期比1.1%増の14億4000万ユーロだった。

BNP Paribas' Equities Trading Wipeout

The French bank reported a 70% plunge in stock-trading revenue

Source: companies' quarterly presentations

原題:BNP Lowers Targets After Derivatives Loss Jolts Trading Arm (1)(抜粋)
BNP 4Q Trading Revenue Slumps 40%; Bank Seeks Further Cost Cuts

(第5段落以下を追加します)

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