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豪中銀総裁:金利見通しは今や一段と均衡した状態に-中立姿勢に転換

  • 内外経済リスクの高まりを認める-豪ドルは対米ドルで急落
  • ある時点で利下げが適切となる可能性も-インフレ高進なければ

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は6日、内外経済リスクの高まりを認め、政策見通しを中立に転換した。総裁発言を受けて豪ドルは米ドルに対し急落した。

  ロウ総裁はシドニーでの講演のテキストで、「過去1年間は、次の動きが利下げとなるシナリオよりも利上げとなるシナリオの方が、可能性として高かった。現時点では、双方の可能性は一段と均衡した状態にあると見受けられる」と語った。

RBA Governor Philip Lowe Speaks At Dinner Event

ロウ総裁

Photographer: Mark Dadswell/Bloomberg

  同総裁は、労働市場が引き続き重要な決定要因になると指摘。雇用と賃金の伸びが高まればインフレも加速し、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを「ある時点で引き上げるのが適切になるだろう」とする一方、失業率の上昇が続き、「インフレ目標の達成に向けてさらなる前進に乏しければ、ある時点で利下げが適切となるかもしれない。必要に応じてそのようにする柔軟性がわれわれにはある」と述べた。

  豪ドルはシドニー時間午後0時39分(日本時間午前10時39分)時点、1豪ドル=0.7180米ドルとなった。総裁講演前は0.7242米ドルだった。

原題:RBA’s Lowe Sees Interest-Rate Outlook ‘More Evenly Balanced’ (1)(抜粋)

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