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ADMのルシアノCEO:米中貿易戦争、年央までの終了見込む

  • 19年の最終四半期にオリジネーション事業にメリット-CEO
  • 貿易戦争の終了に基づく見通しとはやや驚き-ゴールドスタイン氏

穀物商社の米アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)のフアン・ルシアノ最高経営責任者(CEO)は5日、米中の貿易対立が今年半ばまでに終わるとの見方を示した。

  ルシアノCEOは決算発表に伴い開いた投資家・アナリスト向け電話会議で、「当社の想定では通商合意に至るのは1-3月(第1四半期)ではなく、むしろ年央になるのではないかとみている」と説明。「このため、われわれは恩恵が表れるかどうか考えており、2019年の最終四半期にオリジネーション事業にメリットがやってくるだろう」と述べた。

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フアン・ルシアノCEO

Photographer: Diego Levy/Bloomberg

  オリジネーションは農家から穀物を買い付け、それを保管、輸出向けに港湾に移し、取引する事業。米国産大豆の対中輸出減少で4大穀物メジャー「ABCD」の一角であるADMも打撃を受けている。

  モーニングスターのアナリスト、セス・ゴールドスタイン氏(シカゴ在勤)は「『当社の見通しは貿易戦争の終了に基づく』と会社側から聞くことになるとはやや驚きだ。合意が差し迫ったものになっていないだけになおさらだ」と指摘。「まだ実現していない取引をこれほど明確に前提としたガイダンスを目の当たりにするとは実に驚きだ」と話した。

原題:ADM CEO Sees U.S.-China Trade War Ending by Middle of Year(抜粋)

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