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トランプ大統領、不法移民阻止で「道義的責務」強調-一般教書演説

更新日時
  • 開かれた国境求める富裕層から市民を守る道義的責務があると主張
  • 国境の壁をモラルに反していると批判したペロシ氏らに反論した形
Central American Migrants Make Way To U.S. Border As Trump Continues Border Wall Talks
Photographer: Alejandro Cegarra/Bloomberg
Central American Migrants Make Way To U.S. Border As Trump Continues Border Wall Talks
Photographer: Alejandro Cegarra/Bloomberg

トランプ米大統領は5日夜、上下両院合同本会議での自身2回目の一般教書演説で、自分には開かれた国境を支持する政治家や富裕層から貧困層を守る道義的な責務があり、不法移民と闘うと言明する。ホワイトハウスが事前に発表した演説抜粋で明らかになった。

  抜粋によれば、大統領は「われわれには米市民の生活と雇用を守る移民制度を創設する道義的な責務がある。不法移民ほど米国の労働者階級と政治エリートの分断を浮き彫りにする問題はない」と述べる。

  大統領はさらに「裕福な政治家や寄付者らは壁や門、警備員に守られて生活しながら開かれた国境を要求している」と批判する。

  10日後の15日までに大統領と議会が新たな予算案で合意できなければ、再び一部政府機関が閉鎖される可能性がある。ペロシ下院議長が政府機関が再開されるまで一般教書演説を認めないと主張したため、同演説は1週間先送りされていた。

  トランプ大統領は道義的責務によって自分の立場を説明しようとしたが、これはペロシ議長やローマ法王フランシスコへの反論となる。ペロシ議長はトランプ大統領の国境の壁建設案を「モラルに反している」と批判。ローマ法王は「壁の建設のみを考え、橋の構築を顧みない人はキリスト教徒ではない」と指摘していた。

原題:Trump to Cite ‘Moral Duty’ to Stop Illegal Migrants in Address(抜粋)

(背景を追加して更新します.)
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