コンテンツにスキップする

ダラス連銀総裁:米経済見通しが明確になるまで金利変更見送りが賢明

  • カプラン総裁:今年前半には、さらに明確になるだろう
  • バランスシート縮小計画、当局は柔軟な姿勢を取ることが適切

米ダラス連銀のカプラン総裁は、政策金利のさらなる変更を支持する前に米経済見通しが明確になるのを待っていると述べ、向こう数カ月で状況が明らかになり始める見通しも示した。

  カプラン総裁は5日公表されたエッセー「ザ・バリュー・オブ・ペイシェンス(仮訳:辛抱強さの価値)」で、「経済見通しが幾分か明確さを増すまで、米連邦準備制度は辛抱強くなり、フェデラルファンド(FF)金利についてさらなる行動を控えることが賢明だと思う」と述べ、「2019年前半には、さらに明確になると予想される」と付け加えた。

  米金融当局は2%のインフレ目標に近づいており、物価圧力は19年に「やや抑制された」水準にとどまると考えられるため、当局は辛抱強くなる余地があると、カプラン総裁は指摘。金利に敏感な産業の弱さや消費者信頼感の低下など成長へのリスクに言及した。エッセーは同総裁が数カ月にわたり示してたハト派寄りの主張をおおむね踏襲した内容。連邦準備制度のバランスシート縮小計画については、当局は柔軟な姿勢を取ることが「非常に適切だ」と述べた。

  カプラン総裁が次に米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票するのは2020年。

原題:Fed’s Kaplan Urges No Further Rate Action Until Outlook Clearer(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE