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【NY外為】ドル上昇、一般教書演説のトーン次第で下落との見方

更新日時

5日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が4営業日続伸。トランプ米大統領が同日夜に行う一般教書演説で、政治的対立がエスカレートする兆候が見られるか、通商協議の行方を占う手掛かりが得られるかといった点に投資家は注目している。

  アジア各地で旧正月の祝日に伴う休場が続くため、トランプ大統領の演説が相場を動かすことになった場合は、参加者の少なさから相場の変動性が高まる恐れがあるとの指摘がある。

  みずほセキュリティーズやウエストパック銀行は、トランプ氏が政治的な対立を再燃させるような演説を行った場合、ドルは下落する可能性があると指摘する。

  経済指標では米供給管理協会(ISM)が同日発表した1月の非製造業総合景況指数が56.7と、市場予想(57.1)を下回り、昨年7月以来の低水準となった。

  ポンドは主要通貨の中で対ドルでの下落率が最大。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念が強まる中、IHSマークイットが発表した1月の英サービス業購買担当者指数(PMI)は下げ、2年半ぶり低水準の50.1となった。

  ニューヨーク時間午後4時27分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=109円98銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1407ドル。ポンドは対ドルで0.6%安の1ポンド=1.2953ドル。

欧州時間の取引

  ユーロが安値圏で推移。ユーロ圏全体の1月のサービス業購買担当者指数(PMI)は市場予想を上回ったものの、イタリアの同指数が50を割り込み、同国経済の落ち込みがサービス業に広がったことが示唆された。

原題:Dollar Rises a Fourth Day Ahead of Trump Speech: Inside G-10(抜粋)
Euro Falls on Italian Data, Pound Slips on U.K. PMI: Inside G-10 (抜粋)

(詳細を追加し、相場を最新にして更新します.)
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