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クラウドコンピューティング大手、事業の拡大続く-減速懸念よそに

  • アマゾン、マイクロソフト、グーグルでクラウド分野が大幅増収
  • 半導体メーカーは、データセンター向けの減速を予想していた

クラウドコンピューティングの成長に不安を抱いている投資家らに対し、この事業を手掛ける企業からメッセージがある。需要はなお拡大しているということだ。

  クラウドコンピューティングの3大企業であるアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトアルファベット傘下グーグルの直近の決算では同分野での売上高拡大が示され、熱気は冷めつつある可能性を警告する一部サプライヤーからのサインを打ち消している。

  昨年10-12月(第4四半期)の決算発表シーズンを迎えた今年1月、クラウドコンピューティングを支えるデータセンターで使用されるネットワーク機器や半導体を販売する企業からは、投資家に不安を抱かせるようなニュースが発せられていた。インテルやマイクロン・テクノロジー、ジュニパー・ネットワークスなどは、データセンターを手掛ける顧客企業での支出減速が影響し、低調な決算となった。

Still Booming

Cloud-computing division growth continues to hold up

Source: Bloomberg

Note: 0Q is the most recent fiscal quarter for each company

  そうした不安も、今では和らいだと考える理由が出てきた。4日のアルファベット決算では、グーグルのクラウドプラットフォーム事業が含まれる「その他売上高」が64億9000万ドル(約7140億円)と、前年同期比31%増。グーグルの設備投資額は80%増の68億ドルとなった。

  アマゾンが先週発表した決算では、クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高が45%増と、前の四半期の勢いを維持した。またマイクロソフトでもクラウドサービス「Azure(アジュール)」の売上高が76%の伸び。エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は、インターネットをベースとしたプログラムやサービスの需要に減速の兆候は全く見られないと指摘した。

  フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア・ポートフォリオマネジャー、キム・フォレスト氏は「クラウドへの移行は継続しており、クラウドサービスを提供する企業は全て伸びている」とし、「敗者はどこにもいない。プレーヤー間で差があるだけだ」と述べた。

原題:Cloud-Computing Giants Keep Growing Despite Slowdown Fears(抜粋)

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