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債券上昇、強めの日銀オペ結果で買い優勢-30年入札控え上値は限定的

更新日時

債券相場は上昇。日本銀行が長期ゾーンを対象に実施した国債買い入れオペが需給の良さを示す結果となったことから買い安心感につながった。半面、超長期ゾーンは30年債入札を翌日に控えて上値は限定的だった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.02%
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比2銭高の152円71銭。一時は152円75銭
  • 新発30年債利回りは一時0.585%と2016年12月以来の低水準、新発40年債利回りは0.665%と16年11月以来の低水準に達した

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長
  • 主に30年債と40年債が買われ、利回り曲線をフラット(平たん)化させるポジション構築の動きが先行したとみられる
  • 日銀オペの結果は意外と応札倍率が低く、午後はいったん10年債を買い戻して超長期が売られる局面も
  • 一方、明日の30年債入札を控えて、ここからどんどん買われていく動きも見込みにくい

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下の他、1年以下と物価連動債
  • 買い入れ額はいずれも前回から据え置き
  • 5-10年の応札倍率は2倍と、昨年12月27日以来の低水準。足元で売り圧力が弱いことが示された
  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • 前日の順調な10年債入札を受けて、5-10年のオペは強めに終わった
  • 過去のオペ結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.165%-0.020%0.415%0.595%0.680%
前日比+0.5bp-0.5bp-0.5bp 横ばい 横ばい 横ばい
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