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次期ECB総裁にバイトマン氏の芽、復活も-後押しする2つの出来事

  • ドイツはプラート氏の後任のECBチーフエコノミスト候補推薦せず
  • イタリアのトリア財務相はバイトマン氏就任の可能性に「オープン」

バイトマン・ドイツ連邦銀行総裁は欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の後継レースで一度は順位を下げたが、復活する可能性がある。同氏を後押しするような出来事が最近2つあった。

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バイトマン氏

Bloomberg

  第一に、ドイツ政府は先週、プラート理事の後任となるECBチーフエコノミストの候補を自国から推薦しなかった。これはバイトマン氏を総裁候補に推す可能性をはっきりと分かるように残したものだ。チーフエコノミストには対立候補なしでレーン・アイルランド中銀総裁が事実上内定した。

  また、かねて独連銀出身のECB総裁就任に難色を示してきたイタリアで雪解けの兆候がある。トリア財務相は独紙ウェルトとのインタビューでバイトマン氏が次期ECB総裁となる可能性について「オープン」で「先入観はない」と発言した。

  アルビン・キャピタル・マネジメントの最高投資責任者(CIO)スティーブン・アイザック氏は4日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「誰が後継総裁になるかは当社が欧州の金融政策を見る上で最重要のプリズムだ」と述べた。

  バイトマン氏が量的緩和(QE)に反対の姿勢を貫いてきたことから、同氏が総裁になれば将来の景気刺激策の妨げになることを懸念する声がある。

  イタリアの出身のドラギ総裁の後継者は北部の諸国からとの思惑もあるが、誰になるかは欧州委員長など欧州連合(EU)内の他のポジションとの兼ね合い次第だろう。5月の欧州議会選挙後のある時点で決まる見込みだ。

Up for Grabs

Key European and international positions are opening up over the next years

Note: *Praet is a member of the ECB Executive Board. The responsibilities are allocated by the ECB president

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原題:Weidmann Comeback Could Yet Jolt ECB Race for Draghi Succession(抜粋)

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