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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街で最も混み合った株式戦略、危険水域に入る

  • 低ボラティリティー銘柄に投資する戦略の危険性高まる-ファンド
  • 多額の資金流入に伴いディフェンシブ戦略は割高になっている
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

市場の混乱からポートフォリオを守るためボラティリティーの低い銘柄の株式に投資する。これはウォール街で最も安全な取引だが、その危険が増しつつあるように見えると、大手ファンドが警告を発した。

  リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)やバークレイズ・インベストメント・ソリューションズは、多額の資金が流入した結果、こうしたディフェンシブ戦略は過度に混み合い、割高になっていると警鐘を鳴らしている。

  ボラティリティーの低い銘柄で構成するS&P500低ボラティリティー指数は、昨年10-12月にS&P500種株価指数の下落率(14%)の半分未満の下げにとどまったものの、次の嵐が起きた場合に避難先にはなれないとの懸念が高まっている。

U.S. low-volatility shares' valuation is nearing its historical highs

  LGIMのマルチアセットファンド責任者、ジョン・ロー氏は「最近のパフォーマンスに追随し、2018年時点の暗い見通しを織り込んだ投資家が殺到しているため、低ボラティリティー戦略はリスクが高くなっている可能性がある」と指摘。同戦略は「コンセンサス的なポジションになりつつあり、これはわれわれにとって警戒信号だ」と述べた。

Even as the stock market recovered, traders continued to flock to low-vol stocks

原題:Wall Street’s Most Crowded Stock Strategy Enters the Danger Zone(抜粋)

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