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パウエル議長:トランプ大統領と会談し経済見通しを協議-FRB

更新日時
  • ホワイトハウスでの夕食会にはクラリダ、ムニューシン両氏も参加
  • パウエル議長は非政治的な分析に基づき2つの責務追求と説明

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は4日、トランプ大統領の招きでホワイトハウスで大統領との夕食会に臨み、最近の経済情勢や景気展望について話し合った。FRBが声明で明らかにした。ただ、議長が金融政策の見通しを示すことはなかったとFRBは説明している。

  声明によれば、夕食会でのパウエル議長のコメントは「先週の記者会見での議長発言に合致したものだった」とされ、議長は「政策の道筋がもっぱら今後入手する経済に関する情報や、それが見通しにどのような意味合いを持つか次第である点を強調した以外、金融政策の見通しについては話さなかった」という。夕食会にはクラリダFRB副議長とムニューシン財務長官も同席した。

Federal Reserve Chairman Jerome Powell Holds News Conference Following FOMC Rate Decision

パウエルFRB議長

写真: Andrew Harrer/Bloomberg

  FRBの発表では、パウエル議長は大統領に対し、金融政策は最大限の雇用と物価安定の実現という金融当局の2つの責務を支えるのが狙いであり、その決定は「注意深く、客観的で、非政治的な分析のみに基づく」と説明した。

  パウエル氏は、トランプ大統領自身が議長に指名したが、大統領は議長率いる金融当局があまりにも急速なペースで利上げを進め、米景気拡大を危うくしているとして、昨年7月以降、ほぼ異例の当局批判を公然と繰り返していた。

  米金融当局が2018年12月に同年4回目の利上げを決めたのを受けてトランプ大統領の怒りはピークに達し、大統領はパウエル議長解任の可能性を側近と話し合ったと、ブルームバーグ・ニュースは報じていた

  FRBによると、トランプ大統領からの招待はムニューシン長官を通じて伝えられ、日程が決まったのは1日だったという。事情に詳しい関係者の話では、ステーキを食べながらの夕食会は1時間半に及んだとされる。

  ホワイトハウスのウォルターズ報道官は夕食会に関する全ての質問について、FRBに問い合わせるよう促した。

原題:Powell and Trump Meet to Discuss Economic Outlook, Fed Says (1)(抜粋)

(6、7段落目を追加して更新します.)
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