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米半導体メーカーに痛手-トランプ政権の対中政策で売上高が減速

  • トランプ政権は中国の影響抑制に動き、産業スパイなども主張
  • 18年の世界半導体売上高は過去最高となったが、年後半に減速

米半導体メーカーは長年にわたり中国が企業秘密を盗んでいると申し立ててきた。今では米政権が対策に動いているものの、それが全く新たな頭痛を引き起こしている。半導体メーカーの売り上げが米国の輸出額に占める割合は全体の第4位。

  米半導体工業会(SIA)の4日の発表によると、2018年の世界半導体売上高は前年比14%増の4688億ドル(約51兆5800億円)と過去最高となったものの、年後半に減速した。

  中国の18年の半導体売上高は21%増と、同国市場の重要性を裏付けたが、12月単月では5.8%増と伸び率が低下。SIAによると、12月の欧州の売上高は前年同月比2.8%増、日本は2.3%増だったが、他の全ての地域は前年割れとなった。

  トランプ米政権および司法省と商務省は、中国の影響の抑制に動いているほか、同国による産業スパイなどの違法行為を主張している。

  SIAのジョン・ニューファー会長は、米中対立に簡単な答えはないとしながらも、「われわれは関税が必要だとは思わないとかなりはっきりと主張してきた」と指摘した。

原題:U.S. Chipmakers Feel Pain When Wish Granted to Scrutinize China(抜粋)

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