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米エクスペディア、リバティ・エクスペディア買収を提案-株式交換で

  • 両社は条件について向こう2日間に話し合う-ディラー氏
  • 所有構造の簡素化でエクスペディアのバリュエーション上昇も

オンライン旅行サービスの米エクスペディア・グループはリバティ・エクスペディアを株式交換で買収することを提案した。これにより、エクスペディアの所有構造のシンプル化と企業価値の押し上げが期待される。

  取引条件に関する協議はまだ行われていないが、実現すればメディア界の大物ジョン・マローン、バリー・ディラー両氏の間で長きにわたり複雑となっていたエクスペディアの多議決権種類株の構造が簡素化される見通し。両氏は共に77歳で、マローン氏はリバティ・グローバルの会長、ディラー氏はエクスペディアとIAC/インタラクティブの会長をそれぞれ務める。

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ジョン・マローン氏

写真家:David Paul Morris /ブルームバーグ

   4日の米当局への提出資料によると、エクスペディアはマローン氏の持ち分を非課税の形となる株式交換を通じて取得することをリバティに打診。エクスペディアの発表資料によれば、合意が成立した場合にはリバティはエクスペディアの完全子会社となる。

  FBNセキュリティーズのアナリスト、ロバート・ラウス氏は、この買収によって「全てがシンプルになり」、結果的にエクスペディアのバリュエーションが高まるだろうと指摘した。

  ディラー氏は当局への提出資料で、両社が条件について向こう2日間に話し合うと説明した。エクスペディアによると、ディラー氏はこの株式交換後も引き続き同社最大の議決権を持つ株主となる見込み。

原題:Two Billionaire Media Moguls Seek a Deal in Expedia Stock Swap(抜粋)

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