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独ワイヤーカード、不正疑惑は外部調査で晴れるとCEO-株価反発

  • 社内コンプライアンス部門が既に出した結論は「事実無根」
  • 法律事務所ラジャー・アンド・タンによる調査結果を近く公表予定

ドイツのフィンテック企業ワイヤーカードは、同社での不正会計疑惑は外部法律事務所が進めている調査で晴れ、同調査が社内ですでに得られた結論を支える見通しだと明らかにした。

  シンガポールが本拠の法律事務所ラジャー・アンド・タンが行っている調査リポートは「非常に近い将来」まとまる見込みで、ワイヤーカードはその時点で主要事項の公表を行うと、マルクス・ブラウン最高経営責任者(CEO)は4日の電話会議で述べた。同社のコンプライアンス部門は疑惑は「事実無根。以上」との結論を出している。

  ブラウンCEOは「この問題は全て解決済みと当社はみている」とし、ラジャー・アンド・タンの最終報告から何か重要な新事実が出るとは考えていないともコメント。「このような出来事に当社が気を取られる時間はない」と述べたほか、同社は「力強い」2019年を見込んでいると続けた。

  4日のフランクフルト株式市場でワイヤーカードの株価は大幅上昇。日中は23%高となる場面もあった。先週は同社幹部が契約書を偽造し不正取引を行った疑いがあるなどと英紙フィナンシャル・タイムズが報じたのを手掛かりに、株価が急落していた。

  ラジャー・アンド・タンは、ワイヤーカードのウェブサイトに掲載された発表文で、調査は「進行中」で、これまでに「刑事上の不正行為」があったとの「決定的な調査結果は出ていない」とした。

原題:Wirecard Expects External Inquiry to Dismiss Fraud Claims (2)(抜粋)

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