コンテンツにスキップする

アルファベットの利益率低下、グーグルの費用増加響く-株価下落

更新日時
  • データセンターやユーチューブ、人材に多額の投資
  • 10-12月売上高は市場予想上回る-CFOは買収にオープンな姿勢
Google Merges DeepMind Health App With Other AI Efforts

Photographer: Krisztian Bocsi / Bloomberg

Google Merges DeepMind Health App With Other AI Efforts

Photographer: Krisztian Bocsi / Bloomberg

米グーグルの親会社アルファベットが4日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算では、利益率が低下。クラウドやユーチューブ事業を拡大するための多額の投資が響いた。同社株は決算発表を受けた時間外取引で一時2.7%下落した。

  グーグルの設備投資額は10-12月期に80%増加し68億5000万ドル(約7500億円)。営業利益率は21%で、前年同期の24%から低下した。

  アルファベットがクラウドサービスや消費者向けハードウエアなど新たなサービス・製品を開発する中、広告収入が販売や収益の伸びを支える頼みの綱となっている。ユーチューブなども含まれる同社の高成長ビジネスは、グーグルのデスクトップ用検索サービスよりも収益性が低い。

  ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「設備投資はかなりのペースで伸びており、主な原動力は引き続き、成長を支える技術インフラへの投資だ。データセンターとマシンという意味だ。広告と検索、ユーチューブ、クラウドの世界的成長見通しを反映する」と説明した。

  同CFOはアナリスト向け電話会議で、ユーチューブのコンテンツ費用や増員がコストを押し上げたことも明らかにした。アルファベットの従業員数は2018年末時点で9万8771人と、前年同期比で23%増加した。従業員数の伸びは19年に鈍化すると同CFOは付け加えた。

Google's parent company reported results late Monday.

  発表資料によると、10ー12月期の売上高は提携先への支払いを除いたベースで23%増加し318億4000万ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では313億3000万ドルと見込まれていた。純利益は1株当たり12.77ドル。前年同期は一時的な税金費用の計上が響き4.35ドルの赤字だった。

  アルファベットが保有する現金および短期証券の合計は昨年末時点で1091億4000万ドル。同社はその一部を自社株買いに利用しているが、アナリストの間ではクラウド事業を後押しするため大型買収を行うとの観測も広がっている。ポラットCFOは4日、「買収は有機的成長のための取り組みを補完する」と述べ、「昨年は前年より増えたが小規模だった。われわれは買収に対して非常にオープンな姿勢だ」と語った。

原題:Alphabet Profit Margins Slide as Google Costs March Upward (1)(抜粋)

(CFOの発言や決算の詳細を追加し、株価を更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE