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Photographer: Tomohiro Ohsumi/

TOPIX小幅高、為替安定やボラティリティー低下-商社や電機高い

更新日時
  • 円は一時1ドル=110円台に下落、VIXは4日連続で低下
  • 決算銘柄は伊藤忠やヤフーが上昇、パナソニクやイビデンは下落
Employees work on the trading floor of the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan, on Monday, Dec. 24, 2013. Asian stocks rose, with Japan's Nikkei 225 Stock Average topping 16,000 for the first time since 2007, amid optimism U.S. economic growth is accelerating.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/

5日の東京株式市場ではTOPIXが小幅続伸。ドル・円相場が一時1ドル=110円台に乗せたほか、株式相場のボラティリティー(変動性)低下から、商社や化学など素材、電機が高い。医薬品や情報・通信は下落。

  • TOPIXの終値は前日比1.55ポイント(0.1%)高の1582.88
  • 日経平均株価は同39円32銭(0.2%)安の2万0844円45銭ー4日ぶり反落

  4日の米10年債利回りは2.72%と、4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。米国株は続伸し、ボラティリティーの指標であるVIXは4日連続で低下した。米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長は、賃金上昇率が今年4%超に加速すると予測した。きょうのドル・円相場は一時1ドル=110円台に乗せた。前日の日本株終値時点は109円75銭。

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは「米国株は景気・企業業績の減速懸念を織り込んで緩やかに上昇。ボラティリティーも低下しており、日本株市場の投資家心理も改善傾向にある」と話した。「企業業績は悪化の途上で昨年10-12月期がボトムとの確信はまだ得られない。企業業績は薄氷の上に立っているようなもの。上値を追うほどの強さはない」と言う。

  決算ラッシュで個別色の強い相場展開となり、株価指数の方向感が定まらなかったが、東証1部の値上がり銘柄数は1325と、値下がり730を大きく上回った。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「先週末の重要な経済指標が示すように米景気は悪くない。金融政策も引き締めに向かいそうになく、リスク資産にはハッピーな環境だ」と評価する。

5日は続伸
  • 決算銘柄では予想を上回る四半期利益や自社株買いを発表した伊藤忠商事、長期利益見通し示したヤフー、収益改善策が評価された花王が上昇
  • 通期営業利益予想を下方修正したパナソニックやイビデン、第3四半期減益だったケーズホールディングスは下落
  • 東証33業種では水産・農林、繊維製品、非鉄金属、電気・ガス、卸売、化学が上昇率上位
  • 石油・石炭製品や医薬品、情報・通信、小売は下落
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