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Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg

日本株は上昇、米景気堅調や円安-機械や医薬品など内外需とも高い

更新日時
  • 米非農業雇用者数は大幅に増加、ISM製造業指数は予想外の改善
  • 米10年債利回りは2.68%に上昇、ドル・円は1ドル=109円70銭台
A pedestrian, center, walks in front of an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Tuesday, Dec. 25, 2018. The Nikkei 225 Stock Average plunged below the 20,000 level and entered bear market territory, as Japanese equities headed for their worst December on record.
Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg

4日の東京株式相場は上昇。米国の堅調な雇用や生産動向、長期金利上昇や為替の円安から業績懸念が和らぎ、機械や鉄鋼など素材、医薬品、銀行など金融中心に東証33業種中32業種が高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比16.70ポイント(1.1%)高の1581.33と反発
  • 日経平均株価は同95円38銭(0.5%)高の2万0883円77銭と3日続伸

  1月の米雇用統計では非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)が前月比30万4000人増と、ほぼ1年ぶりの大幅な伸びとなった。米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は56.6と予想外に改善した。1日の米10年債利回りは2.68%と5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。

  BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史日本株式運用部長は「雇用統計などからみて米景気自体は悪くない。日本株は米国株に比べると戻りが鈍く、全体底上げの中で景気敏感業種中心に資金が戻っている」と語った。国内決算は「悪くて売られる銘柄もあるが、下方修正をしても出尽くしで上がるというリズムが優勢になっている」と指摘した。

  きょうのドル・円相場は一時1ドル=109円79銭と、前週末の日本株終値時点の108円90銭から円安に振れた。岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジストは「景況感を反映して米金利はしばらく上昇する可能性がある。日銀短観の今期想定レートである1ドル=109円41銭水準まで進んだ円安が安心感につながっている」と述べた。

4日は反発
  • 東証33業種では石油・石炭製品、鉄鋼、証券・商品先物取引、保険、ガラス・土石、機械、医薬品が上昇
  • 海運のみ下落
  • 決算銘柄ではキーエンスや日立製作所、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが高く、ソニーやホンダは安い
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