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債券下落、米雇用者増受けた米債安や株高・円安で-オペ結果は無難

更新日時

債券相場は下落。米雇用者数の堅調な伸びや米中貿易協議の進展の兆しを受けて米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。日本銀行が国債買い入れを減額しなかったことを受けて下げ幅を縮めたが、午後には株高・円安や10年債入札を翌日に控えた売りでじり安の展開となった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.015%で開始。一時マイナス0.02%に戻した後、再びマイナス0.015%
  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比16銭安の152円73銭。日銀オペの減額見送りを受けて152円82銭まで下げ幅を縮める場面も

市場関係者の見方

  • メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
    • 堅調な米雇用統計などが多少の債券売り材料になったが、需給環境が相変わらず良いので、金利は海外ほどは上がらない
    • 米中の貿易交渉や国内需給の引き締まり、年度末に向けた投資家の買いなどが意識され、金利上昇時には押し目買いが入りやすい
    • 10年債入札をあすに控え、マイナス利回りとあって高値警戒感があるが、結局は無難に消化されるのではないか

国債買い入れオペ

  • 残存1年超3年以下、3年超5年以下、10年超25年以下、25年超が対象-金額は3500億円、4000億円、2000億円、500億円といずれも据え置き
  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • オペ結果は中期、超長期とも無難
    • 米金利上昇と今週2回の国債入札は円金利の上昇要因だが、日銀国債買い入れ継続と海外勢からみた投資妙味が支えに
  • 備考:国債買い切りオペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.170%-0.015%0.415%0.605%0.690%
前日比 +1.0bp +1.0bp +1.0bp+0.5bp+1.0bp+0.5bp
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