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1月の米自動車販売:フォードが予想外の増加、日産とトヨタは大幅減

  • FCA「ジープ」は月間で17年12月以来初の減少
  • 業界販売台数は今年減少へ-大半のアナリストが予想

1月の米自動車販売は、フォード・モーターを除く日米の主要自動車メーカー全てが市場予想を下回った。今年は低調なスタートとなった。

  フォードの1月の販売台数はピックアップトラックの堅調な需要に支えられ、約7%増加した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社は月間ベースの販売台数の公表を取りやめている。一方、ゼネラル・モーターズ(GM)と日産自動車トヨタ自動車はブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想に比べて大幅な減少となった。

  フィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)とホンダは増加したものの、予想には届かなかった。両社ともに気温の低い日が多かったことを要因に挙げた。

  FCAの米国販売責任者、リード・ビッグランド氏は発表文で「米経済の基調的な強さが続いていることを踏まえると、1月の凍てつくような天候にもかかわらず、当社は2019年に関してなお強気だ」とコメントした。同社のブランドで1月に販売が増えたのは「ラム」のみで、24%増加した。

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How automakers' January U.S. sales numbers compare with estimates

Sources: Company statements, Bloomberg News analyst survey

Note: "-" denotes data hasn't been released yet

  今回の結果は、年換算での業界販売台数が予想以上に減速した可能性を示唆している。アナリストは1月の販売台数を年換算で1690万台と予想。昨年1月は1710万台だった。

  自動車需要は今年減少する可能性が高い。借り入れコスト上昇で、高額な新車の購入が一段と厳しくなるためだ。

  フォードはスポーツタイプ多目的車(SUV)とトラックの販売が急増し、乗用車の1.7%減少を補った。関係者3人が述べた。一方、GMは昨年12月の販促の反動があったという。GMは7%減。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想はフォードが1.5%減、GMは3.7%減だった。

  FCAの人気ブランド「ジープ」は月間ベースで17年12月以来初の減少となった。同社は中西部と北東部の気温低下を理由に挙げた。

  日産はセダン「アルティマ」が40%落ち込み、全体の販売に影響した。

原題:Ford Rides Trucks to Surprise Gain as Rivals Start Year Ice-Cold(抜粋)
 Ford U.S. Sales Are Said to Rise About 7% in Jan.; GM Down 7%(抜粋)

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