コンテンツにスキップする

【NY外為】ドル指数は小幅上昇、週足で下げ幅縮小-米国株は失速

  • 1月の米雇用者数の伸び、エコノミスト予想を大きく上回る
  • 失業率は上昇、ISM製造業景況指数は予想外に高い

1日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨の大半に対し上昇。雇用と製造業に関するまちまちな米経済指標をこなした。

  米国債利回りの上昇を背景に、ブルームバーグのドル指数は小幅上昇。週間ベースでは下げ幅を縮小した。株式市場では米S&P500種株価指数が朝方の上げの大半を消す展開となった。1月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比30万4000人増とエコノミスト予想中央値を大きく上回る一方、失業率は4.0%に上昇。一方、1月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は、予想外の上昇となった。

  ニューヨーク時間午後4時46分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%上昇。週間ベースでは0.1%下げた。ドルは対円で0.6%高の1ドル=109円51銭。ユーロはドルに対し0.1%高の1ユーロ=1.1456ドル。

  主要10通貨のうち、円がドルに対し特に軟調。ドルに対し上昇が目立ったのはカナダ・ドルで、一時は0.4%上昇して1米ドル=1.3069カナダ・ドルと、昨年11月7日以来の高値を付けた。米国が中距離核戦力(INF)廃棄条約から離脱するとトランプ米大統領が表明したことに反応し、ニューヨーク原油が上昇。カナダ・ドルがつれ高となった。

Loonie gains fifth week vs dollar amid weaker OPEC output, Venezuela sanctions

  米連邦公開市場委員会(FOMC)がハト派姿勢を示した後で初めて、複数の金融当局者がこの日発言。セントルイス連銀のブラード総裁はCNBCに対し、「この政策方針は、非常に良好な2年間となるための基盤を整えた」と述べた。ダラス連銀のカプラン総裁は、利上げ休止は「間違いなく」正しい行動だとの見方を示した。


欧州時間の取引

  米雇用統計の発表を控えて商いは比較的薄い。ドル指数が早い時間の上げを失う一方で、ドイツとイタリアの製造業指標が予想を下回ったにもかかわらず、ユーロは日中高値に上昇した。

原題:Dollar Pares Weekly Loss as U.S. Shares Shed Gains: Inside G-10(抜粋)
Dollar Steady After Worst Month in a Year, NFP Eyed: Inside G-10

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE